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対談風景

職種別対談03 |総合職×専門職

新しいキャリアを形成する
絶好の環境を見出した。
今、新たな街を生み出す
再開発事業に取り組む。

専門職

上江洲
真奈美開発企画本部
プロジェクト開発二部

2016年入社。
大学卒業後、不動産販売会社に就職。不動産の仲介営業に従事した。新規管理物件取得のための営業活動、物件案内や契約業務、入居中の管理まで、賃貸不動産の一連の業務を担当する。約4年間勤務したが、仲介業務に留まらず、不動産の世界を広く深く知りたいと思い、転職を考えるようになった。野村不動産の再開発事業に魅力を感じ、2016年に入社。

総合職

遠藤
千尋開発企画本部
プロジェクト開発一部

2016年入社。
大学では意匠設計を学び、その後英国の大学院に進学。大学院修了後、ゼネコンに入社。その後、外資系建設コンサルタントに転職し、ファサードエンジニアとして各種建築物の外装設計に従事した。あるプロジェクトに参画したことで、事業性や採算性の重要性を痛感する。2016年に野村不動産へ転職し、現職。

Term 01

新たな知見を得ることで、
自身が成長できる場と確信した。

上江洲

遠藤さんは、外資系の建設コンサルタントからの転職ですね。担当していたファサードエンジニアリングとは、建築の中でどのような役割を果たしているのですか。

遠藤

一言で言えば外装設計です。建築物の外装といえば「建築の顔」であり、意匠設計者は自分の感性で「顔」を設計しますが、それを具現化する技術的な裏付けが必要となります。設計者が思い描いたデザインを、構造や構法、温熱環境や照明等の設備、素材、コスト等、あらゆる面から考え、実際の外装として実現させることが私の役割でした。上江洲さんの前職も聞かせてください。元々、不動産や建築に興味があったのですか。

上江洲

私は不動産の販売や仲介という仕事に興味があり、就職活動をした際に直接お客さまに接して、お客さまの生活・人生をサポートする不動産の仕事に魅力を感じました。また、宅建等の資格を取得し専門性を高めることで、自分なりのキャリアが形成できる業界とも感じていました。実際に不動産の仲介営業の仕事に就いて、不動産に関する一連の業務を4年経験し、一定のキャリアを築けた手応えがありました。

遠藤

さらにキャリアを積んで専門性を高める道もあったと思いますが、転職を考え、さらに野村不動産を選んだ理由はなんだったんですか。

上江洲

不動産仲介は、不動産業界の中の一部に過ぎないんですよね。ですから、もっと業界を見てみたい、知りたいという好奇心が強かったです。でも、具体的に何をしたいというものはありませんでした。しかし、転職活動中に「再開発事業」という言葉と「権利者対応」という業務を目にしました。私は不動産業において最も大切なことはお客さま対応だと思っていたので、その前面に立つ権利者対応という仕事に強く惹かれましたね。

遠藤

再開発事業の内容や権利者対応という業務を研究し、魅力を感じていたわけですね。

上江洲

街づくりをする再開発事業は、ある程度把握していましたが、権利者対応は初めて聞く言葉でした。業務内容を調べて初めて詳細内容を知りました。遠藤さんの野村不動産への入社理由も教えてください。

遠藤

前職の建設コンサルタントでは、様々な施設の設計やエンジニアリング業務を担当し、非常に充実していました。転職のきっかけになったのは、あるスタジアムの設計に参加したことです。巨大プロジェクトのため、数社でプロジェクトチームを立ち上げ、着工に向けて準備を重ねていきました。しかし、世界に誇れるデザインであったにも関わらず、コストが合わず、着工する直前で事業が白紙になってしまって…。どんなに優れたデザインでも、機能的な空間でも、事業性が合わなければ具現化することができないと痛感しました。そこで、プロジェクトにおける事業性、採算性などの知見を得たいと思い、転職を考えはじめました。
野村不動産は、元々ものづくりに強い会社という印象があったんです。徹底した品質管理は、よりいいものを創るという企業姿勢の表れだと思います。転職にあたっては、再開発事業を考えていましたから、積極的に事業を拡大していることにも魅力を感じました。上江洲さんも権利者対応業務であれば、他のデべロッパーの選択肢もありましたよね。

上江洲

デベロッパーのなかでも、人に優しい会社というふうに感じたことと、新卒入社、キャリア入社に区別がないということが決め手で野村不動産に転職しました。

Term 02

権利者に向けて事業の理解促進を図る。
相手の目線に立つことの重要性。

遠藤

総合職である私と、専門職である上江洲さんの業務の違いについて話したいと思いますが、まずは上江洲さんの権利者対応業務について教えてください。

上江洲

当社における専門職は、文字通り、専門的に業務に従事する職種で異動や転勤はありません。それぞれの業務のプロフェッショナルとして従事していきます。私の仕事でいえばメインは権利者対応の業務になります。具体的には、再開発事業の事務局の一員として、組合運営に関わっていきます。事務作業等も行いますし、権利者様と意見調整等も行ってまいります。再開発事業には多くの関係者がおり、その合意形成はプロジェクトの要になります。合意形成できなければプロジェクトは進展しないため、事業の主体者である権利者様の合意形成に向けた取り組みが業務になります。

遠藤

上江洲さんは現在2件の再開発事業に関わっていますが、西新宿のプロジェクトは、過去最大規模の再開発事業ですよね。どのようなアプローチで合意形成をしていますか。

上江洲

西新宿の案件は、商業施設と3000戸超の住宅からなる複合施設を建設するビッグプロジェクトで、権利者様は500名にのぼります。権利者対応の具体的な取り組みは、説明会の開催や個別訪問で、権利者様の再開発事業への理解促進を図ることです。言うまでもなく、500名の権利者様すべてが賛成というわけではありません。なぜ賛成しないのか、相手の立場に立ち、理解・納得を丁寧に求めていく。私たちが再開発事業をお手伝いさせていただくというスタンスを大切にしています。今後4~5年で合意形成し着工、その後6~7年後に竣工する計画です。おおよそこの先、10数年はこのプロジェクトに関わっていくことになります。長期間にわたりますが私としては竣工が楽しみです。

遠藤

西新宿のプロジェクトに限らず、再開発事業は参画検討から参画、着工を経て竣工まで10年以上に時間を要するものが少なくないです。私の仕事は、主に事業参画から竣工までを推進するプロジェクトマネジメント業務です。現在、都内の東側を担当しており、チームリーダーとして3地区の推進に取り組んでいます。上江洲さんがお話ししたように、関係者が多岐にわたる中、権利者様に寄り添った計画になるよう、スケジュールやコスト、商品性等の視点を持ちながら事業を推進しています。

上江洲

プロジェクト全体を把握しつつ推進する中でも、今おっしゃったように、権利者様に寄り添った計画、合意形成というのは重要な要素になりますね。

遠藤

そうです。上江洲さんは権利者対応の業務を担当しており、その専門であるものの、分業化されているわけではない。私自身も、権利者様をはじめ、行政、ゼネコン、コンサルなどの方と合意形成を進めています。ただ上江洲さんの仕事は、より権利者様に寄り添って、同じ目線に立って理解を促進するスタンスだと思いますが、私はプロジェクト全体のマネジメントを担当するデベロッパーの視点に立つ必要があります。両者のアプローチが相乗効果を生んだ先に、より適切な合意形成が実現すると思いますね。

上江洲

遠藤さんが関わった再開発事業で、印象深い取り組みを教えてください。

遠藤

再開発事業は関係者が多いため、異なる方針を持っている場合が少なくありません。あるプロジェクトで事業性が合わず、事業推進が極めて難しい状況もありました。しかし、参画している以上、事業のお手伝いを最大限したいと思いましたし、進めるうえで何が必要なのかを考え抜きました。ゼネコンやコンサルと協議を重ね、権利者様や行政に説明してご理解をいただき、計画の再構築を行いました。結果、事業性の改善を図ることができ、推進することができたのです。痛感したのは、異なる方針を持っている関係者の方々と対話を重ね、ベクトルを合わせることの重要性。そのためには、相手の目線に立ち、理解を得て巻き込んでいくことが大切だと実感した取り組みでした。

Term 03

新卒入社、キャリア入社の間に一切壁がない。
多種多様な社員が高い価値を追求する。

遠藤

お互い、入社して5年経ちますが、上江洲さんは野村不動産の魅力をどこに感じていますか。

上江洲

入社直後から感じていたことですが、当社の魅力は、新卒入社、キャリア入社に一切壁がなく、すぐに打ち解けられることです。それは他の職制の方も同様です。誰もが同じ目標に向かって、職種・職歴に関係なく仕事をしていることは、新鮮な驚きでした。早く自分もその一員にならなくてはと、焦ったくらいです。前職は個人で動く文化だったので、どこか殺伐としていましたが、野村不動産ではチームで動き、助け合い支え合って仕事を進めています。その環境も、当社の魅力だと感じています。

遠藤

新卒入社とキャリア入社に壁がないということにも通じますが、多種多様な視点を持つ社員がいる組織だと思います。社員一人ひとりがビジョンやアイデンティティを持ち、クライアントや街の要望に応えられるように常に高いレベル、価値を追求していると思いますね。また、実感するのは、主体的に動ける環境、動くことを求められる環境があるということです。そのため風通しが良く、自分の意見や考えも上司や役員に発信でき、それを尊重してくれる文化があると思います。これは入社前から感じていたことですが、ものづくりのプロとして自覚があり、エンドユーザーの想いを具現化するためにひたむきに取り組む社員が集まっている組織だと思います。

対談風景

Term 04

人に恵まれた環境で
長期事業に挑む中で成長したい。

上江洲

お互い、野村不動産の風土や文化が培ってきた環境に魅力を感じているということですね。遠藤さんが指摘したように風通しのいい環境なので、周囲とコミュニケーションが取りやすく、働きやすくなったことが私には大きな変化です。前職では、心配事や悩みも一人で抱えることが少なくありませんでした。今はそういうことがなく、些細なことでも相談できる。チームで仕事をすることの大切さや魅力を実感しています。

遠藤

上江洲さんの言うチームとして仕事をすることの楽しさを私も感じています。前職の設計業務は個人の対応が多かったので、今は組織やグループが連携し、多様な意見や考えに触れていく中でものづくりに取り組めることが魅力ですね。当社は、仕事をする場所のフレキシブル性、残業時間の削減等、社員のウェルネスを本気で考えているので、自分でも働く時間以外の活用について、驚くほど考えるようになりました。上江洲さんの今後の目標を教えてください。

上江洲

再開発事業は長い時間を要します。言い換えれば、長い時間をかけて権利者様と良い関係性を構築していくことが求められます。その過程では、単に事業の理解促進に留まらない、仕事の壁を超えたお付き合いも生まれます。そうして築いた関係性は私自身の大切な財産です。その方々と、担当した再開発事業の竣工を一緒に見届けることが目標です。

遠藤

同感です。私も自分が手掛けた再開発事業の竣工に立ち合い、権利者様をはじめ、関係者から野村不動産に街づくりを任せて良かったと言ってもらえることが目標です。ゆくゆくは、今の仕事を通じて得た知見やノウハウを活かし、野村不動産のものづくりの素晴らしさを海外にも展開できる人材に成長していきたいと考えています。

Message

「いいものを創りたい」
その想いを持つ人に来て欲しい。

遠藤

野村不動産の社員の多くは、一人ひとりが目標を持ち、仕事に取り組んでいます。ですから、できあがったもの、できあがった街に対してプライドを持っています。いいものを提供したいという、熱い想いを持っている人の集団です。そうしたことに共感できる人は、是非、当社の門戸を叩いてください。一緒に働ける日を楽しみにしています。

上江洲

先ほど、新卒入社にもキャリア入社にもまったく壁がないとお話ししましたが、総合職と専門職の間にも壁はありません。プロジェクトに参加した全員が、同じ目標に向かってそれぞれのミッションを果たすのが、野村不動産のやり方です。私がそうだったように、やる気と想いがあれば大丈夫。人の話に耳を傾け、相手の立場に立つことができる人と一緒に仕事をしたいと思っています。

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