あしたを、つなぐ

野村不動産|あしたを、つなぐ―野村不動産グループ

ウェルネス経営への取り組みWellness Management Initiatives

野村不動産株式会社は、人財は最大の財産であるという理念を基に、
社員の健康管理を経営的な視点で捉え、健康経営を推進していきます。

「野村不動産 健康経営宣言」

野村不動産において、人財は最大の財産であり、社員が心身ともに健康であることが、未来につながる新たな価値創造の源泉であると考えます。この人財を基軸とする理念に基づき、私たちは、社員の健康保持・増進を積極的に支援する健康経営を推進いたします。

考え方・方針

野村不動産グループは、企業が事業を継続し持続的に成長していくためには、従業員の心身の健康と安全が不可欠であると認識しています。このため、野村不動産グループ行動指針 である「私たちが大切にすること」に、「活き活きと働く、ウェルネスの実現」を掲げ、従業員が心身ともに健康で、活き活きと仕事に取り組むことができるよう「ウェルネス経営」を推進しています。
また、「野村不動産グループ倫理規程」に「健全で働きやすい職場環境の維持、向上を図る」と定め、安全・衛生管理を徹底し、過重・長時間労働や労働災害を防止するなど、従業員の心身の健康と安全を確保するための職場環境の整備と、意識啓発のためのコミュニケーションに努めています。

推進体制および施策

体制図

ウェルネス経営の概念図

3つの重点課題

1

ワークライフバランスの実現

2

メンタルヘルス不調等に対する
段階的予防の徹底

3

生活習慣病などの疾病の発生予防

1. ワークライフバランスの実現

■フレックスタイム制度の導入

当社ではコアタイムを設けないフレックスタイム制度を設けています。2018年10月からは職制を問わず全社員がフレックスタイム制度を選択できるようになりました。
フレックスタイム制度の適用者数:1,620名(フレックス時短を含む。2019年9月末現在)

■テレワーク勤務制度、サテライトオフィスの導入

時間や場所にとらわれない働き方を実現するために2017年度よりテレワーク勤務制度を導入しています。モバイルPCの配備や、サテライトオフィスの整備を行い、テレワークの利用を推進しています。サテライトオフィスの利用状況:2018年度 延べ1,604回、2019年度上半期 延べ1,002回)

また、新規事業としてオフィスブランド「H1T(エイチワンティー)」を展開。多様なオフィスワーカーにワークライフバランスの改善、労働生産性の向上、育児や介護と仕事の両立の基盤を提供してまいります。

H1T
■スムーズビズへの参加

2020年オリンピック時の混雑緩和対策として東京都が推進するスムーズビズに参加。2019年7月22日より8月2日を集中取組期間と定め、時差出勤、テレワーク、有給休暇の取得促進を行いました。
期間中、社員の約76%が時差出勤、テレワーク、有給休暇のいずれかを2回以上利用しました。

スムーズビズ ポスター
■本部単位での時間外労働削減の取り組み

年間の実労働時間の全社員平均を2,100時間とすることを目標に、各本部がそれぞれのアクションプランを策定し働き方改革を実践しています。
全社的な取り組み:①労働時間の見える化、②退社時刻宣言制度、③PC 20時シャットダウン、④ノー残業デーの設定

■過重労働防止の取り組み

36協定を順守するために2017年1月から月の法定時間外労働が一定の数値に達すると、勤怠システム入力時にアラートが出る仕組みを導入。取締役会で36協定の順守状況を報告するなどの対応により過重労働の防止に取り組んでいます。
また、「1カ月当たりの法定時間外労働が一定時間を超過した社員」に対しては、「疲労蓄積自己診断チェックリスト」による体調確認を行い、部室店長へのフィードバックを実施するとともに、本人には産業医との面談などの健康確保措置を実施しています。

■各種休暇制度の設定

有給休暇取得を促進するために次の休暇制度を設けています。

  • バースデー休暇(誕生日の含まれる月に1日、年次有給休暇を取得する制度)

  • リフレッシュ休暇(年次有給休暇を原則連続5日取得してもらい、心身ともにリフレッシュを図る制度です)

  • バース休暇(配偶者が出産した男性社員に5日間の有給休暇の取得を推奨し、男性社員の育児参加の促進とワークライフバランスの向上を図ってもらうための休暇)

2018年度の取得状況:バースデー休暇:668名、リフレッシュ休暇:606名、バース休暇:60名

2. メンタルヘルス不調等に対する段階的予防の徹底

■コミュニケーションの活性化(0次予防)
  • (1)上司と部下による一対一での面談を定期的に行う「1on1ミーティング」や、マネジメントの補助ツールとして上司の期待と部下の状態を一体で可視化するシステムを一部導入し、上司部下間の良好な関係構築を支援しています。

  • (2)グループ全社員が利用できるコミニティスペース「ARUMON」を設置。食事や勉強に使えるほか、定期的なイベントを開催するなど、組織の枠組みをこえたコミュニケーションの場を提供しています。

  • (3)社員同士のつながりの場としてサッカーや野球等のスポーツ、釣りやクッキングなど様々な同好会活動を会社が支援しています。

ARUMON
釣り同好会
■未然防止(1次予防)
  • (1)定期的な研修等を通じ、メンタルヘルス疾患等の未然防止に努めています。

    • 全社員を対象とした、フィジカル面・メンタル面におけるヘルスリテラシー向上のためのウェルネス研修の実施(2018年9月。参加率96.5%。)。

    • 喫煙、生活習慣、メンタルヘルス等をテーマに定期的なe-ラーニングを実施。

    • 全管理職向けラインケア研修や産業医・元オリンピック選手による、働き方やストレスとの付き合い方等に関する講演会の実施。

  • (2)部下の健康問題を把握し、適切に対応するための場として担当役員および部長層を対象とした「ウェルネス会議」を定期的に開催しています。

■早期発見・対応(2次予防)
  • (1)社員と人事部員が定期的な面談を行い、職場環境や健康状態、キャリアについての考え方などを共有しています。

  • (2)産業医・保健師・看護師からなる「健康相談室」を設置し、「いつでも相談できる」体制を備えています。

  • (3)その他外部カウンセラーによる電話相談窓口の設置や野村證券健康保険組合が設定する相談窓口も利用が可能です。

健康相談室
血圧計
■再発防止(3次予防)

復職前面談や通勤訓練期間の設定、慣らし出社期間中の時短勤務など復職プログラムを整備しています。
また、復職後も健康相談室や人事部が定期的にフォローを行っています。

3. 生活習慣病などの疾病の発生予防

■継続した運動機会の提供(スポーツジム利用料の費用補助)

野村不動産ライフ&スポーツ社が展開するスポーツクラブ「MEGALOS」と提携し、社員や家族の利用料を補助することで継続した運動機会の提供を行っています。会員数423名(2019年9月現在)。

■ウェルネス推進強化月間の実施(2018年12月)
  • (1)朝食提供・マッサージ機会の提供
    フレックスの利用を促す目的で本社においてビル内で早朝出社した社員に朝食を提供・早期退社した社員にはビル内でマッサージを受けられる機会を提供しました。(朝食:延べ996人、マッサージ:延べ115人が参加)

  • (2)体の健康測定会
    様々な器具を用意し、骨や血管・ストレスの測定を行うことで健康に関する関心を高めてもらう機会を用意しました。

「何時に帰る」と宣言できるカエルのポップ
朝食イメージ
■女性の健康サポートの充実
  • (1)女性のための健康セミナーの実施
    性別や年齢に影響されることなく、社員が活き活きと長期間にわたって働くことのできる職場づくりを目指し、全女性社員を対象に健康セミナーを実施しました。参加率92.3%、満足度96.1%。

  • (2)婦人科検診の費用補助
    2019年度より29歳以下の若年層の定期健康診断受診時にオプション(無償)で婦人科検診を付加できることとしました(30歳以上は人間ドックで受診可)。

女性セミナー配布冊子
女性セミナーの様子
■喫煙室の段階的閉鎖

望まない受動喫煙を防止するための啓蒙活動として、2019年世界禁煙デーに参加し、専用部にある喫煙室を1日閉鎖するとともに、希望者を募って禁煙補助薬を提供するなど、禁煙のきっかけづくりに取り組みました。専用部内の喫煙室は2020年9月末日をもって全面閉鎖するものとし、2019年10月より段階的な閉鎖を始めます。その他、禁煙治療等にかかる費用の補助を行うなど、受動喫煙防止と禁煙に向けた取り組みを強化して参ります。

■風疹ワクチンの費用補助

2018年の風疹の大流行を受け、妊娠中や妊娠を考えている社員も安心して働ける職場づくりを目指して風疹ワクチンの費用補助を開始しました。社員のご家族のためにも、職場における感染拡大の予防に取り組んでいます。

実績

ウェルネス推進への取り組み

健康診断・人間ドック受診率100%を継続し、その他の項目も改善・向上を目指します。

2016年度 2017年度 2018年度 目標値
(2022年度)
健康診断受診率 100% 100% 100% 100%
ストレスチェック受験率 86.5% 90.3% 86.9% 95.0%
喫煙率※1 27.8% 27.0% 25.9% 17.7%
身体活動※2 46.5% 47.2% 49.3% 59.3%
運動習慣※3 15.8% 17.0% 19.2% 29.2%

※1 30代以上で、現在タバコを習慣的に吸っている。
※2 日常生活において歩行又は同等の身体活動を1日1時間以上行う割合。
※3 1回30分以上の軽く汗をかく運動を週2日以上、1年以上実施している割合。