インタビュー 先輩たちの笑顔の理由。

女性が働きつづけることが、ここではとても自然なこと。

女性が働きつづけることが、ここではとても自然なこと。

「家」にかかわる会社で働きたい。
ひとがいちばん寛げる場所だから。

大学で専攻したのは、茶道や華道などの日本文化を海外へと発信するための国際コミュニケーション。直接的にはいまの仕事と関係のない勉強をしていました。そんな私が不動産業界を目指したのは、漠然となんですがずっと「家にかかわる会社で働きたい」という思いがあったから。
私の父親はいわゆる「転勤族」で子ども時代に引越しと転校を何度も経験した。だからひとにとって「家」がどんなに大切な存在か、そこがどんなに寛げる場所か、子どもながらに実感していたんだと思います。
就職活動では実際にいくつかの不動産会社を訪問させていただき、そんな中で社員の方の人柄にもっとも魅力を感じたのがこの野村不動産でした。きっとお互いに相性が良かったんでしょうね、緊張するはずの面接なのにとてもお話ししやすくて。私自身も、自分らしさがいちばん発揮できたと考えています。

野村不動産の一員として
一人ひとりが不動産の知識をもって。

最初に配属されたのは、野村不動産が所有するオフィスビルの運用を行う部門。野村不動産が所有する50以上の不動産物件のうち半数近くを担当するチームで、アシスタント業務を担当しました。
15名ほどのチームでしたがそのうち4名は女性スタッフ、働きやすかったですね。仕事では賃貸契約などの重要な書類作成を任されることも多く、アシスタントとはいえ不動産にかかわる専門的な知識が求められます。私も配属直後からまわりの先輩たちに本を借りるなどして、かなり勉強しました。
ちなみに野村不動産では宅建の資格取得が推奨されていて、毎回たくさんの人が挑戦しているんですよ。能力開発プログラムの一環で、会社も様々な支援をしてくれるんです。

いつかは、家庭と仕事の両立を。
先輩たちのように。

そんな中、本社秘書室への異動のお話しがあったときは正直驚きました。でも必要なことは研修プログラムで学べましたし、先輩からも丁寧な引き継ぎを受け、いまは社外取締役の担当秘書として働いています。秘書の使命は上司の仕事の生産性を最大化すること。大切な時間を無駄にすることなく効率的に動いていただけるよう、先回りしてスケジュール調整を行い「助かった」「ありがとう」などの言葉を貰うことが次へのモチベーションにつながっています。
私たちの仕事は決して一人では完結せず、日々、コミュニケーション能力が問われます。まだまだ勉強することがたくさんあるので今後しばらくは秘書としてのスキルアップを目標とし、いつか結婚して子どもができてもずっと働き続けたいと思っています。
野村不動産には、産休や育給のあと復帰してさらに活躍している先輩ママ社員がたくさんいらして、周囲にも彼女たちをサポートする空気が流れています。だから私たち後輩も、育児と仕事を両立させる未来を、自然に想像できるんだと思いますね。

米澤杏里 YONEZAWA ANRI
米澤杏里
キャリア4年目 秘書室

休日の過ごし方

同期はとても仲が良くて、アフターファイブの食事や買い物はもちろん休日も誘い合って一緒に遊ぶことがよくあります。
仕事が落ち着いていれば、平日しか休めない学生時代の友人に合わせて有給休暇をとることも。毎年夏休みには長めの旅行へ出かけていて、去年はセブ島でスキューバダイビングを体験しました。

休日の過方 有給休暇を取得して同期の仲間とディズニーランドへ

会社員として、ママとして。何より私として、成長していく。

育児短時間フレックス制度は、
働くママの強い味方。

ダイバーシティという言葉をご存じでしょうか。直訳すると「多様性」ということになりますが、企業においては社員一人ひとりの「違い」を尊重し、それぞれの能力を最大限に発揮してもらう環境づくりのような意味で使われています。
私はいま、野村不動産のダイバーシティをより一層進めていくための担当者。子育てや介護に直面している社員でも、無理なくいきいきと働ける環境をさらに充実させていくことも、私の大切な仕事の1つです。
じつはそんな私自身、子育て真っ盛りのワーキングマザー。仕事と家庭を両立させているたくさんの女性社員の一人です。私が利用している育児短時間フレックス制度は、限られた時間の中で働くママ社員にとって、ほんとうに素晴らしい制度だと思います。勤務時間の決まったフルタイム勤務だと、例えばちょっとした学校行事があるたびに半日の有給休暇を取らなくてはなりませんが、フレックスタイム制なら今日は早めに帰宅し、その分を明日の早朝に出勤することも可能です。実質的にはフルタイムと同等の時間働くこともできるんですね。
こうした制度を活用して野村不動産のママ社員たちはどなたも、仕事も家庭も充実させ、いきいきと働いています。

やりがいのある仕事を、
ライフステージに合わせて。

私はもともと人事部に配属される前は住宅事業本部でプラウドの物件広告の制作アシスタントとして資料の整理やデータ管理などを行っていました。
数年ののちには、すでにワーキングマザーだった私がアシスタントから正式な広告担当者へ。制作会社とのやりとりや入稿などで深夜にまでおよぶ作業も多い役割なのですが、二人一組の体制や仕事の進め方を工夫することで、責任ある仕事も任せてもらえるのが野村不動産だと思います。
男女に関係なくどなたでも同じだと思いますが、仕事を続けるために大切なのは「やりがい」なんですよね。このときの経験はダイバーシティ推進の担当者となった現在に、大きく役立っています。育休やフレックスなどの制度が整っている会社は他にもたくさんあるかと思いますが、実際にそれらを社員が活用でき、さらに仕事の「やりがい」を感じながら誇りをもっていきいきと働くことができる企業はまだまだ少ないのではないでしょうか。
野村不動産は、それができる会社だと思っています。

先輩ママ社員のひとりとして、
ずっと成長を続けたい。

最近育休中のママ社員から「サイト見ましたよ!」などと声をかけていただくことがあるのですが、これは野村不動産のダイバーシティ専用サイトのこと。
休業中の方にもリアルタイムで会社の話題や情報を共有してもらっているんです。育休は最長だと3年。その間にママ社員がいわゆる「浦島太郎」になってしまい、復職しづらくなる不安を和らげたいと思っています。
もちろんママだけが特別なわけではなくパパ社員も、介護を行っている方々も、全社員がどんなライフステージにいるときでもワークライフバランスを良好に保てる風土を、これからもより一層育てていきたいです。
私自身はいま子育ての一番たいへんな時期が過ぎ、読書などで自分の未来に投資する時間を増やしています。語学スクールやキャリア開発などの資格取得にも興味があるので、まずはたくさんある「やりたいこと」に優先順位をつけなくては。会社でもプライベートでも、これからも成長していける努力を続けたいと考えています。

橋本葉子
橋本葉子 YOKO HASHIMOTO
キャリア7年目 人事部人事課

休日の過ごし方

ひとりの時間のいちばんのリフレッシュは、ヨガ。ボランティアでインストラクターを頼まれることもあります。ファミリー共通の趣味はテニス。夫と子どものプレイを見るのが楽しみです。休日は友人と家族ぐるみでバーベキューなども。

リフレッシュ休暇を取得して子どもたちと香港へ。