本文へ移動
芝浦プロジェクト

プロジェクト概要

東京湾岸部の景観を一新する
オフィス・ホテル・商業施設・住宅の一体開発

街のあり方、働き方、楽しみ方、暮らし方。理想の追求を妥協せず真っ直ぐに見つめ、TOKYOの新しいウェルビーイングを描きます。

「BLUE FRONT SHIBAURA」は、浜松町ビルディング(東京都港区芝浦一丁目)の建替えによる区域面積約4.7ha、延床面積約55万㎡の、オフィス・ホテル・商業施設・住宅を含む、約10年間に及ぶ大規模複合開発です。世界的建築家 槇文彦氏を設計者に迎え、高さ約230mのツインタワーと、旧芝離宮恩賜庭園から連なる緑や芝浦運河を活かした低層部からなります。複数の大規模開発が控え、今後の成長が期待されるベイエリアに面した立地を活かし、船着場整備や舟運の新規航路開拓を行います。こうした「舟運の活性化」の取組みに加え、浜松町駅と本プロジェクトを結ぶ「緑のアプローチ」の整備により、ベイエリアと東京都心部をつなぐことを実践していきます。

「BLUE FRONT SHIBAURA」 概要

区域面積 約47,000㎡
延床面積 約550,000㎡
主用途 オフィス・ホテル・商業秘説・共同住宅・駐車場 他
階数/高さ
TOWER S:
地上43階・地下3階
TOWER N:
地上45階 地下3階
着工および
竣工(予定)
TOWER S:
着工:2021年
竣工:2025年2月
TOWER N:
着工:2027年度
竣工:2030年度
事業者 野村不動産株式会社、東日本旅客鉄道株式会社
芝浦プロジェクト概観マップ
芝浦プロジェクトアクセス図
都営地下鉄
「大門」駅利用
新宿駅へ
直通16
JR「浜松町」駅利用
東京駅へ
直通6
JR「浜松町」駅利用
渋谷駅へ
直通19
JR「浜松町」駅利用
品川駅へ
直通6
都営地下鉄
「大門」駅利用
六本木駅へ
直通6
東京モノレール
「浜松町」駅利用
羽田空港第3
ターミナル
駅へ
直通13
  • ※掲載の分数は日中平常時のもので乗換え・待ち時間は含まれません。
  • ※掲載の情報は2021年10月現在の情報です。

「BLUE FRONT SHIBAURA」は、JR「浜松町」駅と東京モノレールの「浜松町」駅から雨に濡れずにアクセスが可能。さらに都営地下鉄「大門」駅とゆりかもめ「日の出」駅を加えた計4駅6路線が利用可能。
羽田空港・成田空港へのダイレクトアクセスも可能であり、グローバル化が進むビジネスをサポートする立地です。

本物件の魅力

本物件の魅力

海・空・緑に囲まれた自然あふれる芝浦エリア

「BLUE FRONT SHIBAURA」は、陸・海・空を結ぶ交通結節点として、東京の新たな顔となる大規模複合開発です。
本エリアは、2つの異なる特性を持ちあわせています。
ひとつ目は、陸の「端(edge)」。都心でありながら緑地や運河、東京港など豊かな自然に恵まれ水辺の開放的な空間が広がる「TOKYO & NATURE」の象徴的な場所です。
ふたつ目は、都心部とベイエリアをつなぐ、東京の「中心(center)」。日の出ふ頭や芝浦運河と近接した立地を生かし、新たな交通手段として注目される舟運の活性化に取り組み、ベイエリア各地の水辺をつなぎます。
この場所は、陸・海・空の交通拠点、まちづくりの拠点、東京観光の拠点となるHUB的な役割を果たします。
都市と自然。人と人。そして、新しいあした。あらゆる“つなぐ”を創造するまちづくりを推進していきます。

親水空間
親水空間
スカイラウンジ
©Gensler
地上約138m(28階)に位置するワーカー専用の「スカイラウンジ」

東京湾岸部の新たなシンボルへ

日本を代表する建築家である槇文彦氏を設計者として迎え、東京湾岸部の新たなシンボルになると共に、本地区のみならず東京全体の更なる賑わい創出と国際競争力の向上に資する事業として、未来につながる街づくりを目指してまいります。

建築家・槇文彦氏

槇 文彦氏

槇総合計画事務所 創設者

1928年、東京生まれ。東京大学、ハーバード大学に学び、両校で教鞭もとる。1965年、槇総合計画事務所設立、現在同事務所の代表取締役。代表作にヒルサイドテラス、スパイラル、幕張メッセ、東京体育館、風の丘葬斎場など。国外ではMITメディア研究所、4ワールド・トレード・センター、シンガポール・メディアコープキャンパス(国営放送局)等がある。日本建築学会賞、朝日賞、毎日芸術賞、恩賜賞・日本芸術院賞、高松宮殿下記念世界文化賞、海外からはプリツカー賞、プリンスオヴウェールズ都市デザイン賞、UIA及びAIAゴールドメダル等を受賞。

【設計者 槇文彦氏からのコメント】

芝浦運河、日の出桟橋を介して東京湾を一望するこの敷地に建設される二棟の超高層は、東京のどこにもない壮大な景観を享受し得るに違いない。我々はこの場所が浜松町駅から海や田町方面に至る交通ネットワークのひとつの拠点となり、時代とともに緑豊かな環境に包まれ、人と自然が共存しダイナミックに成長していく場になる よう心掛けてきた。又様々な社会変化に伴って建物の使われ方は多様に変遷していくが、ここに築き上げる環境は時を超えて安定した心象風景をかたちづくっていく存在となるように、芝浦運河側も素晴らしいポテンシャルを秘めた東京湾の自然の恵みを享受できるよう将来に渡り更に進化し続けることを願う。ここを利用する人、訪れる人々が一度この場所にきたら一生忘れることの出来ない、新しい祝祭性の実現を目指すことを約束したい。

働く人・集う人の社会的価値創造へ向けて

「TOKYO WORKation(トウキョウ ワーケーション)」の実現

「TOKYO WORKation(トウキョウ ワーケーション)」
オフィスユーザーが自らのコンディションに合わせて、働き方を選択できる環境

芝浦プロジェクトの眺望イメージ
©Gensler
芝浦プロジェクトの外観イメージ
芝浦プロジェクトの通路イメージ
芝浦プロジェクトの内観イメージ
©Gensler

都内有数の約1,500坪のメガプレートを備えており、一人ひとりに寄り添う、芝浦の豊かな自然環境を活かした「TOKYO WORKation」を提唱しています。空と海の開放感を体感できるテラス付きの28F共用部をはじめ、施設全体をワークプレイスとして活用でき、その多様なワークスペースをアプリ等のデジタルの施策で支援します。一人ひとりがより良いパフォーマンスを発揮できるように、そのコンディションに合わせたワークシーンを選択できる働き方を実現します。

TOKYO WORKation

日本初上陸のラグジュアリーホテル「フェアモント東京」

舟運ターミナル「日の出ふ頭」に近接し、羽田空港からのアクセスに優れる芝浦。東京の玄関口にふさわしい地域のアイコンとして、欧州最大手のホテルグループであるアコーのラグジュアリーホテル「フェアモント」が日本初上陸。オーシャンビューとシティビューが両立し、チャペルやバンケットを備えたフルサービスのホテルとなります。また、運河沿いの船着場を活かし、ホテルサービスと一体となったクルーズ体験を提供します。

フェアモント東京公式サイト

サステナビリティへの取組み

再生可能エネルギー活用

野村不動産グループのエネルギー事業等による「太陽光発電」と、「カーボンニュートラル都市ガス※1」導入により、 街区全体でのCO2排出量実質ゼロを実現。また、RE100加盟企業のニーズにも適合した電気の供給を予定しています。

※1 カーボンニュートラル都市ガス:天然ガスの採掘から燃焼に至るまでの工程で発生する温室効果ガスを、CO2クレジットで相殺(カーボン・オフセット)し燃焼しても地球規模ではCO2が発生しないとみなすLNG(CNL)を活用した都市ガス

再生可能エネルギーの活用

環境認証

各種認証取得も視野に入れたサスティナブルな設計。

【TOWER Sオフィスで取得(予定含む)】
WELL認証: プラチナランク プレ認証取得済み

WELL Building Standard(WELL 認証)とは、International WELL Building Institute (国際 WELL ビルディング協会、IWBI)が行う、人々の健康・快適性に焦点を当てた建物性能評価システム。

LEED 認証: ゴールドランク プレ認証取得済み

LEED とは U.S. Green Building Council(米国グリーンビルディング協会)が行う、建築や都市の 環境性能評価システム。エネルギーコストや資源の削減を進めながら、人々の健康に良い影響を与え得ることに配慮し、また、再生可能なクリーンエネルギーを促進している建築物の認証を行います。

CASBEE 建築Sランク(TOWER S): 取得済み

CASBEE(建築環境総合性能評価システム)は、省エネや環境負荷の少ない資機材の使用といった環境配慮はもとより、室内の快適性や景観への配慮なども含めた建築物の品質を総合的に評価するシステム。

CASBEE スマートウェルネス オフィスSランク:取得済み

CASBEEウェルネスオフィス評価は、主に建物で働く人が健康で、生産的に働くための環境性能を評価。オフィスビルを主たる評価対象建物用途とし、複合用途ビルの場合は、主にオフィスの用途の部分を対象として評価を行います。

ZEB Oriented:取得済み

ZEBとは、延べ面積が10,000㎡以上の建築物を対象に環境省が行う、省エネ設備や再生可能エネルギーの活用による正味での消費量削減を評価するシステム。

【プロジェクト全体で取得】
ABINC認証:取得済み

JBIB(一般社団法人企業と生物多様性イニシアティブ)が開発した、いきもの共生事業所R推進ガイドラインの考え方に沿って計画・管理され、かつ土地利用通信簿で基準点以上を満たし、当審査過程において認証された事業所。

本社移転への取組み

野村不動産ホールディングス株式会社は、野村不動産ホールディングス株式会社および野村不動産株式会社をはじめとするグループ各社の本社を、2025年3月に竣工した、大規模複合開発「BLUE FRONT SHIBAURA TOWER S」に移転することを決定いたしました。

※グループ各社の移転対象範囲については検討中です。

本社移転の背景と今後の計画

野村不動産グループの2030年ビジョン「まだ見ぬ、Life & Time Developer へ」の実現に向けて、その基盤となる組織、そして社員一人ひとりが継続的に成長していく必要がある考えています。そこで、TOWER Sへの本社移転を通じて、「BLUE FRONT SHIBAURA」が有する高いポテンシャルを活かし、これまで以上にチャレンジングな組織風土の醸成と組織と社員のパフォーマンスの最大化を目指していきたいと考えています。

【本社移転を通じて実現したい3つの環境】

  • ウェルビーイング
    東京の利便性と自然環境が融合した稀有な立地環境・最新鋭のスペックを備えたオフィス環境を活かし、社員一人一人が生き生きと充実した人生を過ごし、活力を持ち合わせられる環境
  • エンゲージメントハブ
    グループビジョンを象徴する「BLUE FRONT SHIBAURA」を通して、社員が自然にグループビジョンを理解・体感できる環境
  • ダイバーシティ&インクルージョン
    働き方や働く環境に求められる価値観が変化した今だからこそ、オフィスの価値を再定義し、基準階面積 1,500坪の広大なスペースを活かした多様な働き方ができる空間づくりを計画。出社時の社員同士のつながりの質を高め、多様な社員が積極的に協同し、知恵を出しあう仕組みを備えた環境
本社移転を通じて実現したい3つの環境

「トライアルオフィス」の取組み

「トライアルオフィス」の取り組み

「トライアルオフィス」

開発区域内に立地する「浜松町ビルディング」(「BLUE FRONT SHIBAURA TOWER N」に建替予定)に、本社移転に向けて新しい働き方をトライする「トライアルオフィス」を2022年10月~2025年6月まで設置していました。グループ社員が実際に働き、オフィス空間の検証、新たな働き方への挑戦、課題の洗い出し、改善した結果を新本社のレイアウトに反映しています。

トライアルオフィスの会議イメージ
トライアルオフィスの会議イメージ
トライアルオフィスのイメージ
トライアルオフィスのイメージ